2025年8月に宮城の中央審査で六段を取らせて頂きました。前の年の8月に受けた時は緊張で訳がわからないまま終わり、その年の11月にも受けましたがやはり合格に届かず、しかも試験後に高熱を出しました笑
そこから課題になっていることは有効打突の獲得と緊張対策でした。
有効打突…難しいですよね。技云々の前の攻め崩し、その前の自身の構えや立ち姿など、気を配る所は沢山あります。私の場合右手首を入れすぎていて竹刀が振れなかったり、左足の踏ん張りがなかったり、決定的なのは攻めが良くわかっていないことでした。
相手の中心を取る、竹刀の上に乗る、腰ではいる、構えを崩さないで入る…色々な事を指導され、自分なりに試していく日々。正直不安の方が大きかったです。本当にこれで合ってるのか?無駄なんじゃないか?自分にはできないんじゃないか?諦めようか?そんな気持ちがいつも渦巻いてたような気がします。
それでも週3の剣友会の練習には欠かさず行ったし、大人だけで集まって行う稽古会にもなるべく参加しました。講習会があれば参加し、「車から降りたら素振り30本」と決めて竹刀を振りました。YouTubeで剣道まっしぐらの動画を見たりもしました。
あれですね。昔の人が言っていた剣道即生活っていうのを意識して取り組んでいました。とにかくやるしかない。みたいな。
私は考える事が苦手なので体に覚えさせる方が性に合っていたのかもしれません。
そんな毎日を過ごすなか、私の得意技は出鼻面では無いことに気づきました。昇段審査と言うと出鼻のイメージがあったのでそこに固執していたみたいです。私に合ってるのは出小手と返し胴。
館長先生も面に拘る必要は無いと後押ししてくれました。
そこからは稽古相手になってくれた剣友会の先生方からも有効打突を取れるようなってきて今までで一番気持ちと体が合致しているような感覚でした。
さて、技術の面は多少ましになりましたが問題は精神面です。昔からのあがり症。どうする?
そこで、緊張すると体がどうなる?というのを1から考えてみました。緊張した状態の体は胸の辺りを大きな手でわしづかみにされていて、多少の吐き気と呼吸が浅くなる状態。加えて胸の辺りを中心に手足を抑えつけられてる状態と仮定しました。これだと体が強ばり、無理に動かそうとすると違和感を感じて、いつも通りどころではなくなってしまうんです。
なので先ずは呼吸から。鼻から息を吸って口から吸った呼吸の倍の時間をかけてはく。いわゆる呼吸瞑想のやり方ですね。これをすることで少し落ち着いて自分に目を向けられます。その後、先ほど例えた胸をわしづかみにしている大きな手を腹に落とすイメージで(腹に)落ちろ、落ちろ、落ちろ、落ちろ、落ちろ…
心で思ってもいいし、私は会場で実際に呟きました。変な人に思われてたかもしれません。
ですが、それでかなり体が軽くなり、体を動かしたときの違和感が大分減りました。二回目審査を受けたときはない体を無理矢理動かしたら胸の当たりが火傷したんか!?と思うくらいアツくなったのを覚えてます。本当にアツくなったのを感じたんです。共感してくれる方いますかね?
と言うわけで、迎えた本番は最初の相手に出小手と、返し胴。次の相手は間合いとタイミングが合わなかったので、抑え面や返し面で応じました。
結果一次を合格し、二次も何とか(審査員の目の前六本目の小手すり上げをスカりましたが)合格し、六段を取らせて頂きました。
その後半年たった今…
最高に気が抜けてます。ヤバいとはわかりつつも手を抜くことが多くなり、何だか宙ぶらりんな感じです。
このままでは大変まずいので今から素振りしてきます!


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