剣道をやる上でようやく気づいた左足の使い方

剣道

剣道の稽古や試合では専門用語が多々飛びかっています。

「攻めろ!」

「張って、張って!」

「我慢だ!」


これらの言葉がなにを意味するかというと、


いつでも攻撃できる準備をしてけ!


ということになります。


え?相手と1対1で向かい合ってるんだからいつもその状態になってるんじゃないの?


と言う声が聞こえますが、実はそうでもないんです。


防具を付けて竹刀をもって長い時間構えていると、知らない内に休んでしまっていることがあります。


もちろんそうならないように稽古を積んで肉体的にも精神的にも強くして行くのですが、


私もまだまだ自分に甘いところがあります。


そんな中で”攻める”(いつでも攻撃できる状態)と言うことの一部、


左足の使い方が最近になってようやくわかったので記事にしてみました。


早速結論なんですが、


構えたときの左足の指が一番大事


と言うことです。


どういうことか説明します。


剣道において左足とは体を前に押し出すアクセルの様なものです。


ここだ!と思ったときに0→100でスピードが出せることが理想なんですね。


※なぜ0→100のスピードを出せるのが理想かと言うと、だんだんとスピードをあげていくと相手に「これから打ちますよ」と知らせろ事になり、返し技の餌食になってしまします。また、静止している(と見せかけている)ところからマックススピードで打ち込めると相手は対応しにくいというメリットがあります。


そこでよく「左足に力をいれろ。」と指導されるのですが、


足の指先にまで力をいれることをおすすめします。


左足に力を入れても床との接地面や、蹴り出すタイミングが悪いと思うように体を前に押し出せないし、


ここぞ!と言うタイミングで打ち出せません。


跳躍力のある左足なのに、エンジンをかけてない状態の車と一緒で、


走り出すべきタイミングでエンジンをかけて進むという


2つの行程を踏んでいるので出遅れてしまいます。


なので構えたときに左足の指に力をいれて踏ん張ります。


足を前に出したいけど踏ん張っているという状態ですね。


この意識をもって左足を作っていくと打つべき瞬間を逃さずにとらえることができると思います。


もちろん、すぐに身に付くものではないです。


実際私も稽古中に忘れていて出遅れることもありますので、お互いに頑張っていきましょう。


まとめると、


瞬間的に体を前に押し出すために左足の指に力をいれて構える


ということです。


まだまだコロナの影響で満足に稽古をすることができませんが、


いざ竹刀を握ったときに積み上げてきたものが崩れてしまっていては大変なので、


このポッカリと空いた時間を活用していきたいと思います。


また、この記事を見ている方の役にたてれば幸いです。

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