感情の起伏が激しい子の気持ちに寄り添う言葉かけをした結果…

保育

今回の内容は保育や子育てで使える言葉かけを学び、


実際に使ってみてその子がどのような反応を示したのかをまとめてみたいと思います。


言葉かけのソースはまたまた登場のてぃ先生の動画からです。


ちょっと前までは両学長やあっちゃんの動画を出勤中に聞き流していたんですが、


最近はもっぱらてぃ先生で、今までの保育経験で培った技術の言語化をして


改めて子供たちに向き合っています。


では早速事例を紹介します。

A君(年中)

・行動すべき事がわかっているが、いろんな所に興味が移ってしまい行動が遅れてしまい、注意されると「わかってるよっ!今からやろうとしてたの!」と大声をあげてしまう。

・こだわりが強く、おもちゃなどはよく激しい取り合いになってしまう。




●最初の場面は部屋を移動するためお片付けをするときでした。

私「部屋を移動するのでお片付けしましょう。」

A君 涙ぐんで「やだ、片付けしたくない!」

A君のそばには組み上がったブロックがありました。

私「そっか、うまく組み上げられたから崩したくなかったんだよね。

A君「うん。」

私「そしたら先生、このブロック次の部屋に持っていくからさ、もう一回つくってみよう。」

A君「わかったよ。」

そう言ってお片付けを始めました。



●次の場面はピアノを聞かせてくれたとき

A君「~♪~♪」

私「毎週頑張ってるから素敵に弾けるんだね。

A君「まーね」

返事はそっけなかったですがにんまりしてました。



●次の場面は小さい子が電車のおもちゃを持っていってしまい、それを追いかけて叩こうとしてしまったとき

止めに入ってから

私「勝手に取られちゃったのが嫌だったんだよね?

A君私に押さえられてますがもがいてます。

私「A君が使ってたやつだから嫌だったんだよね?でも、叩いたらけがさせちゃうよ。

A君落ち着いてきました。

私「あの電車かっこよかったから取り返したかったんだよね?

A君の瞳から涙がツー…

私「先生と一緒にお話しよっか?」

その後、小さい子(この子は他の先生がフォローしていてくれました)にお話をして電車を返してもらいました。



●最後の場面は電車のおもちゃを貸せたとき

しばらくして小さい子がA君の持っている電車をじーっと見ていると、おもむろに近づいていって

A君「はい、貸してあげる。」

なんと電車を貸してあげられました。

私(若干感動しながら)「A君、優しい気持ちに気づくことができたね。

A君「だって貸そうって思ったんだもん。○○○で、☆☆☆だから△△さんで…」



といった具合でした。


土曜保育ということで少人数縦割り保育だったので色々と言葉かけを試すことができました。


A君は半日しかいませんでしたが、にこにこと活動している時間がいつもより長かったように思います。


結論、言葉かけひと使えるだけで子供の姿が変わる事がわかりました。


流し聞きなのでてぃ先生のどの動画を参考にしたとは明確にはわからないのですが、


声掛けをする上で2点だけ気を付けました。それは、


・その子の気持ちに共感した言葉を選ぶこと

・結果より過程を認めてあげること



です。


まだまだ粗削りなところがあり、パッと言葉が出てこないのですが、これは練習しかないと思っています。


また、正直地味に疲労感を感じました。


たぶん普段使わない頭の使い方をしたからなんだと思います。


しかし、それに勝る充実感を得られたので、今後の保育に役立てていこうと思います。


この内容は保育にも子育てにも通ずると思うので皆さんも是非試してみてください。


そしてとてもためになる発信をしてくれて、てぃ先生ありがとうございます。

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