最近読書してるぞ！その1｢あしながおじさん｣

『あしながおじさん』のあらすじ

『あしながおじさん』は、孤児院で育った女の子ジュディ・アボットが、ある日突然、謎の支援者から大学進学を支援してもらえることになり、成長していく物語です。

ジュディはジョン・グリア孤児院で育ちました。孤児院の生活は厳しく、将来に希望を持つのが難しい環境でした。そんなある日、ジュディの作文がきっかけで、孤児院の理事の一人が彼女を大学に行かせてくれることになります。

その人は自分の名前や姿を隠していましたが、ジュディはその理事が立ち去る際に見た「長い足」が印象的だったため、心の中で「あしながおじさん」と呼ぶことにします。おじさんからの条件は、「毎月、自分の生活や勉強のことを手紙で知らせること」。

ジュディは女子大学に進学し、初めて孤児院の外の世界で自由な生活を送るようになります。これまで知らなかった楽しいことや友達との時間、勉強の喜びに触れ、少しずつ新しい自分を見つけていきます。

ジュディはあしながおじさんに手紙を書きながら、自分が経験したことや感じたことを正直に伝えます。その手紙には、ユーモアや元気いっぱいのジュディらしさが詰まっています。

大学では、裕福な家庭で育った友人たちと出会い、一緒に学んだり遊んだりします。ジュディにとって、孤児院での過去を隠しながら新しい友人たちと過ごすことは、うれしい反面、少し複雑な気持ちもあります。でも、友情や学びを通じて、彼女は少しずつ自分に自信を持てるようになります。

また、大学生活の中で新たな人々との出会いもあり、彼女の考え方や夢に影響を与える大切な存在も現れます。

大学での生活を通じて、ジュディは自分の将来について深く考えるようになります。これまで経験してきたことを生かし、「自分だからこそできること」を見つけたいと強く願います。そして、たくさんの困難を乗り越えながらも、前向きに夢を追い続けます。

物語のすべてはジュディの手紙を通して語られます。ユーモアや感謝の気持ち、時には悩みや不安も書きつづりながら、ジュディは成長していきます。そして、手紙を書くことで、ジュディはあしながおじさんに見守られ、支えられていることを実感していくのです。

『あしながおじさん』はこんな人におすすめ！

夢に向かって頑張る女の子の話が好きな人

元気をもらえる物語を読みたい人

手紙のやりとりを通じて成長する姿を見てみたい人

ジュディの明るさや頑張りが、読んでいる人の心にも元気をくれる物語です！