瞑想の効果がスタンド能力とほぼ同義だと私のなかで決まりました。


瞑想を続けています。

スタンド(幽波紋)能力とは漫画家:荒木飛呂彦先生の代表作、ジョジョの奇妙な冒険第3部から登場する様々な能力を持った自分の分身のことです。作中では特別な矢に貫かれると死んでしまうか、スタンドが発現します。人によって能力がことなり、火を操る、時を止める、殴ったところをジッパーにするなどわりかしなんでもありです。(私はヘブンズドアが好きです)瞑想もやってみることで自分の隠れた能力に気づくという点で同じですね。もっと言うとスタンドは矢で死亡する可能性がありますが瞑想は時間を食うだけで命に関わることがなく実質ノーリスクです。

瞑想を通して得られるものは様々ありますが、その人によって伸びるところや発現する能力も違います。個人差が大きく研究論文の内容もまちまちなんだとか。どっかのDaiGoさんが言ってました。
主に得られるのは「ストレス耐性」「集中力向上」「不安の軽減」「リラックス効果」でその他にも「感情のコントロール」や「ダイエット効果」など多岐にわたります。ただこれには明確なものがないらしく、自分の感じた変化が1番の効果になってくると思います。

瞑想は1分間でも効果が出てくるそうなんですが、単純にその効果を伸ばすことができれば効果も大きくなると言われています。私の場合は前記事の習慣のところでもお話ししましたが、平日朝の10分間だけ行っています。まとまった時間なんて取れやしないのが現状です。
以前瞑想に興味が出てやってみたときは夕食後などに30~40分できたのですが、生活リズムと合わず、そのうちやらなくなってしまいました。しかもこのときは”ヤル気エンジン”で動いていたので習慣に至らなかったです。しかも途中から集中力が途切れやすくなってくるんですよね。
では、今の生活スタイルにカスタムした瞑想習慣で得たものはなにか?それは「自分自身のピント合わせ」です。書類に名前や住所を記入する際、気持ちが先走って走り書きや誤字脱字を書いてしまうことが多かったのですが、それがなくなり落ち着いて書くことができました。
そんなこと…と笑う方もいるかもしれませんがこの、気持ちが先走って体が遅れるという感覚は私にとっては歯がゆいことのひとつでした。小学校の頃、板書をうつそうと思ったとき目では文字をスラスラ追えるのにペンがそれについていかない、このズレを気にしている間に先生の話がよく入ってこないことがありました。剣道に関しても”打ちたい打ちたい”の気持ちが強く我慢できずに打ってしまう、そして応じ技をくらうというパターンでした。

とにかく瞑想で”気持ちと体のズレ”が少し緩和してきたように思います。私の中で少しづつ改善の兆しがでてきたので、今の習慣では10分間ですがこの時間を増やすことができればさらに外的要因で気持ちが乱されることが少なくなるのかなと考えています。

例えば他人からイヤミを言われても落ち込む時間を最小限におさえられたり、保育にたずさわる先生ならこどもや保護者から受ける理不尽な暴言や行動に落ち着いて対応できるのかなと思います。

こんな感じで「気持ちと体のピントを合わせる能力」が私には発現したのでした。
エコーズみたいにACT2やACT3みたいに進化していくかもしれません。たのしみですね!

最後に瞑想の方法について紹介し、この記事をくくりたいと思います。
私が主に行っているのは”呼吸瞑想”で、吸ったり吐いたりしたときの体の動き(胸のふくらみや、空気が出入りするときに鼻の穴が冷たくなる感覚など)を少していねいに観察します。観察といっても目はつむっているので”感じとる”といった方がいいかもしれません。それを意識しつつ呼吸の数をかぞえていきます。そうすると色々なことが頭に浮かび集中のじゃまをしてきます。例えば”おなかすいた”とか”昨日こんなことあったな”などです。私の場合はマンガやアニメのワンシーンが出てくるときがあってこれによく引っ張られています。この前は刀が刺さったのフィックスが出てきて、恐怖ロボのしりこだまを抜く所までたどってしまいました。(大久保篤先生:B壱)こんな風に自分の意識が無意識に持っていかれてしまうのを自覚してまた呼吸に意識を戻していく。この作業が瞑想のやり方になります。よく無我の境地に至ることが…とか聞きますがズレた意識をもとに戻すことが大切なんだそうです。この無意識に持っていかれたとき、そこを”自覚”するのが難しいんですよね。どこか自分を客観視する必要があります。

今のところ私の中ではメリットがあるのでもうしばらく続けていきたいと思います。もしかしたら新たな能力(スタンド)が目覚めるかもしれませんからね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました