現代版お金のなる木の探し方!

生活


というわけで、今回は現代のお金のなる木つまり、高配当株の探し方をメモしていきたいと思います。


前提として、高配当株とは前の記事で出てきた「会社がお金を集めるために売っている株」の種類です。


基本的に株は値段が低いときに買ってその価値が上がった時売却するとその差分が利益になるという話でした。


今回紹介する高配当株はもっていると「配当金」を出してくれる株のことです。(もっと細かく言うと配当率が3,75%以上の株のことです。)


毎月なにもしなくても一定のお金が入ってくると生活がとても楽になるとおもいませんか?


米国株だと優秀で高配当な会社をまとめてくれているパック商品があるのですが、税金の問題で思うようにお金が入ってきません。


では日本株はどうかというと優秀なパック商品がないようです。


なので自分で会社を選んでいく必要があります。


そこで何をどのように買っていけばいいのかわからないと思うので、ある程度の指標をまとめました。

金の木リストを取得する


「Yahoo!ファイナンス高配当利回り」と検索エンジンで検索すると金の木一覧がみれます。


ここでもその会社がどのくらい配当金を出してくれているか見れますが、その会社の健康状態まではわからないので、次の項目で健康診断をします。

IR BANKを使って「過去の業績」を確認する



めぼしい会社を見つけたら「IR BANK」と検索してその会社の健康状態を見ます。

そのときにチェックする項目は8つです。

売上高(うりあげだか)

その会社の成績です。チェックするのは

・売り上げが右肩上がりになっているか?

・売り上げの増減が激しくないか?

この2点です。安定して成長しているかを見ていきましょう。

EPS(1株あたりの利益)

これも右肩上がりになっているかを見ます。

営業利益率(会社がどのくらい頑張っているかの割合)


その会社賀どのくらい頑張っているかパーセントで表されています。

10%以上なら優秀!

5%以下なら検討の余地なしです。

自己資本比率(その会社の安定性の指標)


これもパーセントで表されています。

40%は及第点

60%を越えると安心

80%以上だととても優秀!

(上場企業で自己資本比率が60%以上だと倒産リスクは化なり少ない)

営業活動によるキャッシュフロー


会社の根本的な目的はお金を稼ぐことです。今年商売をして”手元にいくら現金”が増えたのかを表す指標になります。望ましい形は、

・毎年黒字であること。(1年でも赤字があればある方のコレクションには入れないようです)

・毎年増加傾向にあること。

この2点です。

現金等


毎年増えているかを見ます。

1株あたりの配当金


この金額が大きければ入ってくる配当金も大きいわけです。見るところは、

・毎年安定して配当金を出しているか?

・配当金は増えているか?(増配しているか)

配当性向(今年の利益の内、何%を株主にキャッシュバックするのか)


30%~50%が健全です。

70%~80%だと確かに多くお金がもらえますが、会社が無理をして出している可能性があります。手元のお金をほとんど放り出してしまったら経営できなくなってしまう可能性が高くなってしまいますよね。


以上の項目をざーっと把握してお金のなる木マイコレクション(このコレクションのことをポートフォリオといいます。)を作っていきます。

企業ホームページで「最新の業績」を確認する


ここまで来たらかなりその会社について知ることができたと思います。

次はその会社の「現在の姿」にフォーカスして調べていきます。

会社のHPに決算プレゼン資料や決算プレゼン短信、損益計算書(S/Bシート)等を見ます。

あらゆる情報を元に「将来」を予想して最終決定する


会社の観光状態と現在の姿から予想して、ここから頑張ってくれそうだと思ったらその株を迷わず買ってみます。


とりあえずでもやってみないことには机上の空論なので行動に繋げていきたいですね。


過去、現在がわかれば少しだけ未来が見えます。そうかな?と思う方に、


例えば、AさんBさんどちらも現在の体重が50kgだとします。


1ヶ月前Aさんは60kgで、Bさんは45kgでした。


これから痩せていくのはどちらだと思いますか?


そう聞かれると何となくAさんの方がやせていきそうだと思いませんか?


これが過去、現在から未来を予測することです。


※ちなみに確実な未来というのは誰にもわかりません


この辺を駆使して高配当ポートフォリオをつくっていきたいですね。


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