「不可思議」って言葉は数の単位だということがわかりました。

「せんせい、1000の次ってなに?」
ある日こんな質問を園児からされて(1001じゃないかなとは思ったんですが)「次は1万だよ」と答えました。「その次は?」「億」「次は?」「兆」「次!」「京(けい)」「えー、次は?」「垓(がい)…だったかな?」「まだあるの?」「あったはずだけど分からないからちょっと調べてみるね」と、スマホをポチポチしてみました。すると単位は下記のようになっていることが明らかになってきました。


一 十 百 千 万 億 兆 京(けい) 垓(垓) 杼(じょ) 穣(じょう) 溝(こう) 澗(かん) 正(せい) 載(さい) 極(ごく) 恒河沙(ごうがいしゃ) 阿僧祇(あそうぎ) 那由多(なゆた) 不可思議(ふかしぎ) 無料大数(むりょうたいすう)

これは右に行けば行くほど大きくなる単位です。小さい単位も同じくらいありますがここでは割愛します。これを見てなんだか地獄の構図と似てるなと思いました。
地獄には八大地獄という灼熱の地獄と、それと対をなすように八寒地獄というものがあるそうです。(漫画鬼灯の冷徹より)

しかし、兆まではニュースとうで聞きなじみがありましたが、その先も沢山あることに驚きました。その子と一緒に「こんなに単位があるなんてすごいね、おもしろいね」と話が盛り上がりました。

一といえばよくビジネス関係で使われますよね。0→1にするのがとても難しいけどそこからは楽になるよ的な。

十と聞くと私は剣道の稽古を思い出します。私たち兄弟にに剣道を教えてくれた先生はよく「一聞いたら十悟れ」とおっしゃっていました。それができたかどうかは別の話です。

百といえば百円玉。とても使いやすいお金だと思います。

千も千円札ですね。サイフに入っていると”まいっか”と思わせてくれるフットワークの軽さがあります。

万は色んな意味で大台ですよね。まだまだスクワット、続けていますよ!

億といえば宝くじのイメージです。1等3億って当たった人いるんですかね?宝くじは胴元がもうかる仕組みなんだよと教えてもらってからは買ってないです。(でもたまにスクラッチとかやりたくなります)

兆って単位はニュースでしか聞いたことないですね。ちなみに「政治」って言うのは国家予算100兆円の使い道を決めることなんだそうです。保育者優遇の世の中になってほしいものですね。政治家さん、お願いします。

京(けい)から先はあまり聞かないですが、恒河沙(ごうがいしゃ)から漢字3文字になって仰々しさを感じます。なんだか仏教用語みたいですね。

那由多(なゆた)って言葉はよく漫画やアニメのキャラクターになっていますね。最近だとチェンソーマンに登場する支配の悪魔(マキマ)の生まれ変わりの少女がナユタだったと思います。ちなみにパソコンの予測変換でも一発で表示されました。

そして不可思議(ふかしぎ)ですね。これが単位ということに驚きました。何かこう、自分の理解を越えたできごとのことなのかと思っていました。

1人の園児の好奇心がきっかけでまた1つおもしろいことを知ることができました。次はどんなことが待っているのか楽しみです。

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