娘に証券口座をつくりました!
最近、ちょっと思い切って「娘のために証券口座をつくる」ということをしました。
証券口座なんて、私自身も大人になってからやっと使い始めたものです。でも、ある日ふと思ったんです。「この子が大きくなったとき、少しでもお金のことに前向きで、自分らしく選べる力を持っていてほしいな」って。
そんな想いから始まった、ちょっとしたチャレンジです。
きっかけは、“お金の話”に対するモヤモヤ
私は「お金の話」って、なんだか避けられがちな空気のなかで育ってきました。大人になってからも、投資って聞くとなんだか怖いし、ギャンブルのようなイメージがあって…。でも時代は変わりました。
NISAやiDeCoなど、国が後押ししてくれる制度も出てきて、「貯金」だけじゃなく「増やす」ことも大事なんだな、と実感するようになりました。
そんなある日、娘の寝顔を見ながらふと思ったんです。
「この子が20歳になるころ、どんな時代になってるんだろう。お金の価値や働き方も、今と全然違うかもしれないな」と。
だったら今からできる、小さな“種まき”をしてみよう。そんな気持ちで口座を作ることを決めました。
子ども名義の証券口座って作れるの?
じつは、未成年でも証券口座は作れます。名義は子どもでも、手続きをするのは保護者。証券会社によっては、未成年専用の口座開設ページもあります。
今回私が利用したのは、ネット証券のひとつ。マイナンバーカードや住民票などを用意して、画面の指示にそっていくだけでわりとスムーズに申請できました。
手続きの途中では、「本当にこの子の将来のために使う口座ですか?」という確認事項も。なんだか、ちょっと身が引き締まる思いでした。
投資って、ギャンブルじゃないの?
やっぱり気になるのは「投資って危なくないの?」ってこと。
でも、いろんな本や記事を読んでいくうちに、少しずつ気づいたんです。
投資って、ちゃんと向き合えば「未来に備えるひとつの方法」なんだなと。
もちろん、短期間で大きく儲けようとすればリスクは高くなります。
でも、たとえばインデックスファンドのように「長期・分散・積立」を意識した投資は、20年後30年後にしっかり力を発揮してくれることが多い。
娘の証券口座に入れたお金も、今すぐどうこうするわけじゃない。
“20年後の彼女”に向けて、ゆっくりゆっくり時間をかけて育っていくお金になってくれたらいいなと思っています。
口座を作って感じたこと
正直に言うと、最初は「口座を作るだけで何か変わるかな?」と思っていました。
でも、実際にやってみると、自分の中で少しずつ“投資”への考え方が変わってきたんです。
なにより、「このお金は娘の未来につながっているんだ」と思うと、無駄にできない。
買い物するときも、「これを買うなら、娘の口座に入れようかな」と考えるようになりました。
もしかすると、子どもへのお金の教育って、こうやって親が背中を見せるところから始まるのかもしれませんね。
娘とお金の話ができる未来へ
今はまだ、娘は口座の存在なんて知りません。
でもいつか、「あなたが生まれたときに、こんな準備をしたんだよ」と話せる日が来たらうれしいなと思います。
それは、金額の多い少ないじゃなくて、
「あなたの将来を思って、こんなことをしたよ」という愛情のカタチのひとつ。
お金って、怖いものでも汚いものでもなくて、「想いを託せるもの」なんだということを、少しでも伝えられたらいいなと思っています。
最後に:迷ってるなら、まずは調べてみて
証券口座をつくるのって、たしかにちょっとハードルが高く感じるかもしれません。
でも、調べてみると案外シンプルだし、将来の選択肢を増やすことにもつながります。
そしてなにより、自分自身がお金のことにしっかり向き合うきっかけにもなります。
「大切な人のために」「未来に向けて」そんな気持ちで始める投資は、とてもやさしいものかもしれませんよ。
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