「スマホなしでも遊べる」って本当?ブロック遊びにハマる子どもの姿に感動

保育

最近は、公園にいてもレストランにいても、子どもがスマホやゲームで遊んでいる光景をよく見かけます。
動画を見たり、タッチで動かすゲームに夢中になっている子も多いですよね。
もちろん、それがすべて悪いわけではありません。
ですが、ふとこんなことを思ったことはないでしょうか?

「スマホがなかったら、この子はどうやって時間を過ごすのかな?」

実は、スマホやゲームがなくても、子どもたちはびっくりするくらい遊びます。
それも、工夫しながら、創造しながら、集中して、楽しそうに!

その代表例が「ブロック遊び」です。


ブロックって、なんでこんなに夢中になるの?

ブロックの魅力って、本当にすごいんです。
最初はただ積んだり並べたりしているだけに見えるかもしれません。
でも気がつけば、家ができていたり、ロボットが完成していたり、道路や街が広がっていたり。
子どもたちの頭の中には、どんどん新しい世界が広がっているんです。

しかも、このブロック遊びには、
・手先の器用さ
・空間認識
・集中力
・想像力
・問題解決力
など、子どもの「育ち」に欠かせない力がたくさん詰まっています。

実際、保育園やこども園、小学校などでも「ブロック遊び」はとても大切にされています。
私自身、こども園で日々子どもたちと関わっていますが、ブロックに夢中になって遊ぶ子どもたちの姿を毎日のように目にしています。
スマホもテレビもない環境でも、あれこれ工夫して作りながら笑い合う子どもたち。
その集中力や発想力は、本当にすごいなと感じさせられます。


特におすすめは「レゴブロック」

ブロックといえば、やっぱり有名なのはレゴブロック。
デンマーク生まれのこのおもちゃは、世界中で愛されていて、子どもだけでなく大人まで夢中になることもあります。

レゴの魅力は、なんといっても「自由度の高さ」と「完成度の高さ」のバランスです。

・自分で何を作ってもいい
・でも説明書通りに作ればかっこいい作品もできる
・シリーズによって、テーマも多彩(車、恐竜、街、忍者、宇宙、ディズニーなど)

たとえば、車が好きな子には「レゴシティ」シリーズがおすすめ。
乗り物や街づくりができて、遊びの世界がぐんと広がります。

恐竜好きの子には「レゴジュラシック・ワールド」も人気ですし、
お姫さまごっこが好きな子には「レゴフレンズ」や「レゴディズニープリンセス」シリーズもおすすめです。


どう遊ぶ?どれから始める?

レゴには年齢ごとのシリーズがあるので、始めやすいのも魅力です。

【1.5歳~5歳ごろ】
→ レゴデュプロ(ブロックが大きめで安全。初めてのレゴにぴったり)

【4歳~7歳ごろ】
→ レゴジュニア(現在はレゴシティなどに統合)
 少しずつ小さなパーツにも挑戦!完成系のイメージも楽しめます。

【6歳~12歳くらい】
→ レゴシティ、レゴニンジャゴー、レゴスター・ウォーズなど
 ストーリーのある世界で、どんどん作品を組み立てていく楽しさが味わえます。

【12歳~大人】
→ レゴテクニック、レゴアイデア、アートシリーズ
 仕組みの面白さ、構造の奥深さにハマる人続出!


ブロック遊びがくれる「育ち」と「つながり」

最近は、「子どもに集中力がない」「飽きっぽい」といった声をよく聞きます。
でも、それって本当に子ども自身のせいでしょうか?
実は、集中できる環境や、長く遊びこめる道具が少なくなっているのかもしれません。

レゴやブロックは、まさにその「遊びこめる」道具です。

何度も崩して、また作って、今度はちがう形にして。
友だちと「これ作ろう!」と話し合って、役割を分けたり、アイデアを出し合ったり。
そんな姿は、大人が教えなくても、自然に広がっていきます。

こども園でも、ブロックをめぐって自然と友だちが集まり、会話が生まれ、やり取りが深まっていく様子がよく見られます。
まさに、遊びの中で社会性や協調性が育っているんですね。

そしてもうひとつ。
ブロック遊びって、意外と「大人も一緒に楽しめる」んです。

「ここにこれつけてみたら?」
「こうやったら車っぽくなるよ!」
そんな何気ないやりとりの中に、子どもとのコミュニケーションが生まれます。


スマホやゲームを否定しない。でも、それだけじゃもったいない!

子どもたちにとって、スマホやゲームは魅力的なツールです。
でもそれだけじゃ、もったいないと思いませんか?

手を動かし、頭を使い、誰かと笑い合いながらつくるブロック遊び。
それは、何年たっても心に残る「本物の体験」になるかもしれません。

今日、ちょっとした時間にでも、ぜひブロックを出してみてください。
子どもたちはきっと、夢中になって遊びはじめますよ!

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