娘の友達の1人を本にしたい~読書の習慣をつけるには?~

子育て

まず、大人になってから本を読む習慣があるとどんなメリットがあるのか?

本を読むことが習慣になっていると、人生のさまざまな場面で大きなメリットを得られます。

① 知識と教養が自然に身につく
本を読むことで、幅広い知識や考え方を学べます。
歴史、経済、心理学など、学校では習わない知識も手に入ります。

② コミュニケーション能力が上がる
語彙が増え、論理的に考えをまとめる力がつくため、人と円滑に話せるようになります。
また、小説を読むことで他人の気持ちを想像する力も養われます。

③ 集中力・思考力が鍛えられる
読書は1つのことに集中し、深く考える習慣をつくります。
仕事や勉強においても、物事を論理的に整理する力が身につきます。

④ ストレスを和らげる
読書にはリラックス効果があり、気分転換や心の安定にもつながります。

⑤ 自己成長につながる
本から学んだことを実践することで、新しい知識やスキルを身につけ、より良い人生を築くことができます。

これらのメリットを享受するためには、幼少期から本を「楽しいもの」として親しむことが大切です。
では、どのようにすれば子どもが自然と本を好きになれるのか、具体的な方法を紹介します。

幼少期からできる!本を読むことが好きになる方法

まず、大人になってから本を読む習慣があるとどんなメリットがあるのか?

本を読むことが習慣になっていると、人生のさまざまな場面で大きなメリットを得られます。

① 赤ちゃんの頃から本と触れ合う

赤ちゃんのころから本に触れることで、本は特別なものではなく、日常の一部になります。

◎ 読み聞かせを習慣にする

赤ちゃんはまだ言葉がわからなくても、親の声を聞くだけで安心します。
「おやすみなさい」の前に、1冊読む習慣をつけると、本が「安心感」と結びつきます。

ポイント

1日1ページでもOK!

赤ちゃん向けの絵本を用意する(大きなイラスト&カラフルなものが◎)

楽しい声色で読む

これだけでも、本に対する「好き」の感情が芽生えます。

◎ 本は「触っていいもの」にする

赤ちゃんは何でも口に入れたり、投げたりしますよね。
本も例外ではありません。

でも「本を大切にしなさい!」と叱ると、本に触れること自体がネガティブな経験になります。
布絵本や厚紙の絵本を用意し、「自由に触れてOK」にすると、自然と本が身近な存在になります。


② 幼児期:読書を「遊び」にする

幼児期は、「自分でやりたい!」という気持ちが強くなる時期です。
この時期に読書が「楽しい遊び」になれば、読書好きの土台ができます。

◎ 本を「選ぶ楽しみ」を体験する

親が「この本を読もう!」と決めるのではなく、子ども自身に選ばせることが大切です。

おすすめの方法

図書館や本屋さんに一緒に行く

家にいくつかの本を置いておき、自由に選ばせる

表紙を見て「これが好き!」と思ったものを読ませる

自分で選んだ本は「楽しい」と感じやすく、積極的に読もうとします。

◎ 本の世界をリアルに楽しむ

本の内容を実生活と結びつけることで、読書の楽しさが倍増します。

例えば

『はらぺこあおむし』を読んだ後に、同じ果物を食べてみる

『ぐりとぐら』を読んで、一緒にカステラを作る

乗り物の絵本を読んで、本物の電車やバスを見に行く

本の世界を「現実とつなげる」ことで、読書がもっとワクワクするものになります。

◎ 文字を読むことを強制しない

まだ字が読めなくても、絵を見るだけでも立派な読書です。
「読んであげるから、一緒にページをめくろうね!」と声をかければ、読むこと自体が楽しい時間になります。


③ 小学生:読書の「成功体験」を作る

小学生になると、ひらがなや漢字が読めるようになり、自分で本を読む力がついてきます。
この時期は「読めた!」という成功体験を増やすことがポイントです。

◎ 短い本で「読めた!」を積み重ねる

最初から長い本を渡すと、「難しい…」と苦手意識がつきます。

まずは短い本で「自分で読めた!」という達成感を味わうことが大切です。

おすすめの本

1ページに1行だけの本

イラストが多い本(『かいけつゾロリ』シリーズなど)

マンガ形式の本(『科学漫画サバイバル』シリーズなど)

「読めた!」「面白い!」の体験が増えると、次第に長い本も挑戦できるようになります。

◎ 興味があるテーマの本を選ぶ

「子どもが本を読まない…」と悩む親は多いですが、もしかすると興味のない本を読ませているかもしれません。

子どもが好きなものに関連した本を選ぶと、自然と手に取るようになります。

例えば

電車が好き → 『でんしゃのひみつ』

恐竜が好き → 『恐竜図鑑』

おばけが好き → 『おばけずかん』

「好きなこと」に関する本なら、読むのが楽しくなります。

◎ 読書を「競争」にしない

「もっとたくさん読みなさい!」とノルマを作ると、読書が義務になってしまいます。

大切なのは「何冊読んだか」ではなく、「どんな気持ちで読んだか」です。
親が「おもしろかったね!」と共感してくれると、本を読むこと自体が楽しい思い出になります。


④ まとめ:読書を「好きなこと」と結びつけよう

本を好きになるかどうかは、幼少期の経験が大きく影響します。

本好きになるためのポイント

赤ちゃんのころから本と触れ合う

読書を「遊び」にする

「選ぶ楽しさ」を体験させる

興味があるテーマの本を用意する

「読めた!」という成功体験を積み重ねる

無理に読ませるのではなく、「本って楽しい!」と思える環境を作ることが何より大切です。

親も一緒に楽しみながら、本の世界を広げていきましょう!

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