シャイな子との距離をグッと縮める魔法の言葉

保育

今回は保育の話題です。


私もかれこれ10年近く保育の仕事に携わってきた経験から


いくつかのノウハウを手にいれてきました。


その中で『シャイな子との距離をグッと縮める方法』をお話ししたいと思います。


新人の先生や、男声保育者に参考にしてもらえると嬉しいです。


結論からいうと『その子の名前を呼んであげる』です。


活発で人懐こい子はこちらから話しかけなくてもどんどん迫ってきますよね?


しかし、自己主張が苦手な子や、おとなしい子は先生の方から関わりを持っていかないと


忘れられがちです。


学期の最後に個人のまとめを書くときにどんなことしてたっけな?と頭を悩ませること必至です。


ではそんな子との関わりはどうしたらよいか?


前述した通りその子の名前を呼んであげてください。


例えば「○○ちゃん、おはよう」でもいいし「○○くん、今日も一緒に遊ぼうね」でも構いません。


とにかく名前を呼んであげるとその子との距離がどんどこ縮まっていきます。


ただ、ここで注意してほしいのは、1日2日ではすぐに心を開いてはくれません。


しかも、私のように男性保育者にとってはショックなのですが、


”大人の男性が苦手”という子も少なくありません。


こちらを避けたそうにしている場合は、遠くから短い言葉(挨拶など)を名前とセットで呼び掛けてあげるとその子もこちらも心の負担が減ると思います。


名前を呼ぶことでその子になにを伝えてるかというと、

・先生は君のことをみているよ

・怖い人じゃないよ

・君と仲良くなりたいんだ



といった気持ちです。


つまり、安心感を与えてあげることですね。


それが次第に信頼関係となり、その子の成長に関わっていくことができます。


ちなみにこの方法は心理学的にも理に叶ってるようで、


名前はその人のアイデンティティのひとつです。


名前を呼ぶことで相手をの承認欲求を満たすことができるため


信頼関係を築きやすいのです。


また、単純接触の心理というものがありまして


1日に長い時間その人と関わるよりも、


短い時間でも毎日関わりを持つ方が、良い関係を築きやすいらしいです。


つまり、名前を呼びながら毎日コミュニケーションをとっていくと


心理学の面からもダブルで効果があります。


ぜひ、シャイガール、シャイボーイの園での拠り所となってください。


補足ですが、


会話のネタに困るときは、その子の外見から攻めてみると良いかもしれません。


例えば、

「○○くんおはよう。リュックのキーホルダーかっこいいね!鬼滅の刃好きなの?」とか

「○○ちゃん今日の髪型かわいいね!」


等、その子に答えさせようと必ず疑問系で終わらせる必要はなく、


言い逃げでも構いません。


でもその子がなにか返してくれたり、言いたそうなときは、


耳を傾けてあげてくださいね!


さぁ、一緒に明日からの保育を頑張っていきましょう!

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